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釣行記

真冬の北海道、クプアス48でニジマスを釣る

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こんにちは。

先日のニジマスの記事をずっとあたためていたので今回気持ち新たに書かせていただきます。

最後までお付き合いください。

 

冬山

 

1月下旬気温が低く、冬本番を迎え吹雪が続いたそんな朝

 

「今日は釣れるかもしれない」

 

変に自信がある予感がした。

家から外を見ると雪がしんしんと降りどう見ても無理だろうと思うような天気。

行き慣れた河川では無いと遭難の危険さえ伴うようなホワイトアウト。

「なんで釣れると思ったんだろう」と釣行を少し悩みながらも行くのを決めて、ノットを組み直した。

ささっと家事を済ませて「ちょっと行ってくるから!」と旦那に話すと目をまんまるくして「へ?今日?寒いけど…」と不思議そうな顔をした。

 

そんなこと知ったことじゃ無い。

 

「じゃ、行ってくるわ」と振り切り車へ乗り込む。

「私には釣れる気がしてるんだ!」と心の中で思いながら1人車を走らせる。

寒いのは苦手な私だが、最近の寒さでずっと釣りに行けてなかったからテンションだけが上がる。

 

車のBGMのボリュームを上げて目指す河川へ一直線。

 

車窓から見る景色は明らかに真冬の銀世界。

 

途中吹雪ながらもまだ釣れる気がしていた。

 

河川に着いてタックルを準備してリーダーを確認し、今日使うスプーンをルアーローテーションパッドに装備して入渓する。

 

いつものグローブではなくフィンガーレスグローブをしても寒さよりも「釣りたい」気持ちが勝り、冬の空気さえも心地よく感じる。

 

ウェーディングするとなぜか「帰ってきた」という気持ちになる。

 

自分の居場所は川なんだと改めて感じる。

 

水温が低いからボトム中心に狙いを定めてセレクトしたのはアイジェットリンクのスプルト6.2g。

丁寧にボトムを攻めるとゆっくりとチェイスがある。

冬場の魚の動きを見ると

 

「この季節が来たんだな」

 

と実感する。

今日の河川はさほど河川幅もないので、クプアス48で釣り上がる。

ショートロッドで軽く、雪山も軽快に登ることもできる。

カバーを狙い撃ちもスパンと決まる私の右腕だ。

 

素手で川に手を入れて水温を確認。

自分の身体に染み込んだ感覚でリトリーブスピードを考える。

キャストごとに寒さを忘れ、ふと気づくと雪が自分に降り積もっていた。

冬の渓流はこの寒さと雪の白さでまた趣きがある。むしろこの冬の釣りは大好きだ。

 

ちょっと深めのポイントにキャストしてラインを見ているとホワイトアウトして自分のラインすら確認できなくなった。

その時30センチ前後のブラウントラウトが釣れた。

 

「今日はやっぱり釣れる日だ」

 

偏光グラスの雪を取り気合いを入れ直し釣り上がる。

冷たい空気と空を舞う雪の中自分の勘を頼りにここだというポイントに立つ。

集中し、願いを込めてキャストすると2匹のチェイスを確認した。

リトリーブスピードが早すぎた。

でも

 

食ってない。

確実に食い気はある。

その時1つの賭けに出る事にした。

 

それは自分のオリジナルカラーのスプーンで一個だけサンプル支給されているスプルトの6.2gを投げる事にした。

ロストが怖くなかなか深みのあるポイントでは使えないと思っていたがカラーはこの時期の河川状況だとマッチするとまた変な自信があった。

 

「よし」

 

ルアーチェンジをして変な自信とともにキャストし、リトリーブスピードをさっきよりもよりゆっくりにして、ボトムを丁寧に探ると一気にロッドから伝わる感触が。

 

「あれ?これブラウントラウトのバイトじゃない!」

 

すぐに気づいた。

フッキングをして走り出す魚。

美しいカーブを描くロッド。

そしてラインがいつもより早く動く。

ファイト中にジャンプした魚体には真っ赤な線が見えた。

 

鮮やかなレッドバンド。

「まさかニジマスかっ!!」

1人雪の中叫びながらファイトをする。

途中ホワイトアウトして周りが見えなくなり、偏光グラスに雪が積もる。

真冬でもニジマスはジャンプをして元気に走る。

ブラウントラウトとはまた違うファイトで楽しませてくれる。

雪の積もった偏光グラスを急いで外し走られながらも慎重にやり取りを重ねネットイン。

ニジマス

プロトのオリジナルカラーのスプーンをしっかりと食っている。

 

ターコイズブルーのネットの中に鮮やかなレッドバンドのニジマス。

「良かった…」と思った瞬間先程までの心地よい風が冷たく身体に刺さってくる。

手がかじかんでフックを外す手も震えていた。

50センチを越えるとニジマスはなかなか手強い。

そして魚の顔も凛々しい。

 

ニジマス

 

写真に収めたあと「ありがとう」と送り出し、元気に戻る姿を眺めているとまた雪が強く降ってきた。

「予感」から始まって現実になったこの魚。

また一つ冬の釣りを楽しみ、経験になった。

帰りの雪道は来た時よりもさらに深く続いていたがどこか晴れ晴れとした気持ちで車に戻った。

 

ウェーディングシューズ

 

帰りの車でも達成感にあふれていた。

 

「自分の直感を信じよう」

 

1人釣行はこれからも続くだろう。

自分の足で稼いで辿り着いた魚。

自己判断が鍵になる。

今回の釣りもそうだが季節や天候や、河川によって状況が異なるから今回の釣りもまた自分の糧になり成長するのだから。

釣り師としてまた一歩前に歩き出せたかな?

そう感じた一日だった。

ニジマス

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