魚を釣る楽しさ、川や、海へ釣りに行く楽しさを広めたい。そんなブログです。

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釣行記

【過去記事】私の雪代攻略 諦めない力編

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こんにちは!
今回も前回の続きで最終編です。

前回釣り上げた一本でどのように答えを出したか。最後までお付き合いくださいm(_ _)m

自宅に戻り早足に釣り部屋に戻り、今日閃いた答えの準備を始める。

PEはいつもの通り山豊テグスのレジンジェラー1.2号、ショックリーダーは10lb。

スコーピオンBFS

ショックリーダーについては16lbにするべきか悩みましたがここは勝負で10lbにしてFGノットを組むときも「頼むぞ、頼むぞ」と念と想いを込める。

ルアーも困った時に助けてくれる、前回の1匹を釣り上げてくれて、そして何より私の釣りを変えてくれたアイジェットリンクの「スプルト」に、自作の私の中で絶対に裏切らない「伊勢尼フック」を選択。

カラー選択に関してはその時の濁りなど状況に合わせようと思ってましたがもう「コレしかない」という想いを込めてライチャーピンクを選択。

そしてドラグの確認をして、タックルにも「明日、頑張ってよ!」と声をかけているところに父が登場し、恥ずかしさと気まずさでおろおろする私を横目に笑いながら「ほんとお前はオレと同じことするんだな。似てるから嫌になる。大丈夫だ。頑張れよ」と一言だけ行って去って行った父。

昔から父は私に「釣りに女も男も関係ない。やるかやらないかだ。」と言って私を釣りに連れ回してくれた父親は今の私の姿はとても嬉しいのかな?

なんとなく落ち着いた自分がいた。

そして当日。

川に着いていつも着ているレインジャケットのファスナーをキュっと上まであげてマスクをして気合いをいれ、昨日願いを込めたタックルを握りしめていざ入渓。

いつもより早足で川を歩きながら濁りを確認し、途中の小ポイントにキャストしてイメージを膨らませながら本命ポイントを目指す。

そして本命ポイントに着き、持ってきた飲み物を流し込んで気合いを入れる。

勝負のキャストに備え、トレースコースのイメージを確認してタイミングを見ながら今までのことを回想する。

私の中で今回は一発勝負だと思っていた。

なぜかというと一度魚影を見ても同じ日に二度見る事ができなかったからだ。

思い通りのコースに入った時、必ずアイツが現れると信じて深呼吸。

そしてついに決心ついてキャスト!

イメージ通りに決まった。

ボトムをとった瞬間ロッドから伝わる衝撃が…

「重たい!」

すぐさまフッキングをすると確実にフッキングが決まった手応えがある。

激しいヘッドシェイクに耐えながらもファイトをする。

久々になるドラグの音が緊張感を高める。

「耐えろ、必ず釣るからな!」

気づいたら一人でこんな言葉を口走っていた。

ロッドのバッドに祈りを込めてファイトを続け、倒木をかわした瞬間魚体が見えた。

デカイ。間違いないくアイツだ。

そう思った瞬間また走られて流れに乗られそうになる。増水時で流れが効いているのでそこに行かれてはマズイ。

足場を確認しながら移動して魚体が近づいて来てランディングに入るが、まだまだ魚はバテるどころか走り出す。

そのやり取りを続けとうとうランディングの時が来た。

ネットに入れるとはみ出す見事な魚体。

ブラウントラウト

大きい…
迫力がある顔、胴体も丸太のよう。

ブラウントラウト

60オーバーだった。
私はこの魚に逢いたかったんだ。
この魚に逢うために数日間通いつめたんだ。

写真を撮りながら手の震えがおさまらず何故か涙が止まらなくなった。

今まで60オーバーを何度か釣っているが、病気を抱えてから、ここまで自分を追い詰めて、試行錯誤して、一人で川に通い続けて釣ることが出来るなんて思わなかった。

正直自信を無くしてしまっていた時期でもあった。

所詮、私は女。

誰かに釣らせてもらってるんじゃないかという疑念の声もあったからだった。

それをいつか自分の手でしっかりと証明したかった。

だけど今回、誰のおかげでもなく、自分の力でたどり着いた魚で胸を張って一人で釣ったと言える一本。

ブラウントラウト

私は釣りガールではない。
釣り師なんだと。
声を大にして言いたかった。

車に戻り指を見ると先程のブラウトラウトに噛まれた跡が。

指

鋭い歯で指を怪我したが、その時は痛みを全く感じなく、落ち着いてやっと痛みを感じた。
名誉の負傷だなと自分でニヤリとしてなぜか嬉しくさえ思えてしまう。

諦めない力。
自分の力。

皆さんも信じてみませんか?
きっと報われるはず。

後悔して、七転び八起きして、諦めずにやり遂げる。

こんな物語があるから釣りはやめられない。

三部作の続編ブログを最後までご覧いただきありがとうございました!

ではでは!また!

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