「ヒグマの旅」と釣り人の私が今思うこと。

数年前のブログに「RIVER-WALK という本と川時間」というブログを書きましたがその時から私は写真家の二神慎之介さんの大ファンになり今年からはnoteのオンラインサロン「クマのサブスク」にも参加して色々学ばせていただいています。

今回そのオンラインサロンの「クマのサブスク」のメンバー特典のクリスマスプレゼント企画があり祈る気持ちで応募したらまさかの大当たり。

念願のサイン入りの「ヒグマの旅」とポストカードが届き、まるで盆と正月とクリスマスが一度に来たくらい…いや、もしくはもう来年分の運を使い果たしたような気持ちになりました。

今回はこの大好きな「ヒグマの旅」という本の事と私が今思う事を少しブログに書いていこうと思います。

「ヒグマの旅」という本

「ヒグマはどういう生活をしているのか。」

もしもこんなことを聞かれたら私自身言葉で上手く説明することが出来るません。

そして多くの人は話を聞いてもその姿をイメージする事も難しいと思います。

報道を見ても異常行動の個体をクローズアップし、本来ヒグマが一年を通してどんな生活をしているかという事を詳しく説明せずに危険性のみを報道する傾向にあると思います。

そんな報道やネットではなかなか知ることができない本来のヒグマの一年の様子が「ヒグマの旅」にはしっかりと描かれています。

近年ヒグマの出没が多く様々な情報が飛び交っていましたがこういう時こそ正しく「ヒグマは本来どういう生き物なのか」を知る事で街に出没したヒグマが異常行動の個体であるという事が理解できると思います。

私は帯に書かれた「ヒグマだって、生きていくのはたいへんだ」という言葉についてとても深く考えさせられました。

迫力ある写真と優しい文章でわかりやすい写真絵本なので多くの子どもたちにも見てもらいたいと思っています。

本当におすすめの一冊です。

私個人が釣り人として思う事

最近ヒグマの問題は山菜採りや登山、そして釣りを楽しむ人だけの問題にはとどまらず人里まで降りて来て民家周辺に出没を繰り返す個体が現れたり、今年は釣り人と登山者が襲われるという悲しい事故も起きてしまいました。

そして私自身もまた今年は目撃、遭遇回数ともに過去1番の多さで今年の釣行は今までとは違った緊張感があり「川が怖い」「でも釣りに行きたい」という葛藤を抱えていました。

しかし今まで経験してきた状況から大きく変わってきたヒグマの問題に関して目を逸らす事が出来ず今後どうなっていくのかという不安な気持ちは膨らんでいく一方でした。

ヒグマの生息状況や行動が変わっても国や地方などの行政のヒグマに対する今後の対策や方針が大きく変わった訳ではないので出没や被害などは今後も増加していく懸念があり、私たち人間側が考えを新たにしていかなければならないのではないかと思うようになりました。

ただ野生動物については様々な考え方があり、神経質な話題になりやすく私のような釣り人にとっては正直扱いづらい問題でもあります。

でも私にとって釣りは人生の一部でありかけがえのないものです。

幼い頃から川を歩き北海道の自然の中で育ってきたからこそ今後もこういった問題に向き合い考える事が自分の歩むべき道であると信じフィールドに立ち続けようと思います。

このブログには釣りやロッドについてももちろん書いていきますが私の川での楽しみ方などもたくさん書いて行こうと思います。
そしてこれからは更新頻度をもう少し上げていく予定です。

また次のブログでお会いしましょう。

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「魚を釣る楽しさを」という、原点回帰のロッド

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私がプロデュースさせて頂いた渓流ベイトフィネスロッドがTulalaから発売開始されております。

私の目指したところは「魚を釣る楽しさ」
小さな渓魚との出逢いにも笑顔になれて、ファイト時に思わず笑顔が溢れるような釣りを楽しめるロッドです。

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